遠心分離機の分類 | 遠心分離機メーカー 斎藤遠心機工業株式会社

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遠心分離機の分類

構造による分類

遠心分離機の構成部位は、(1)駆動部、(2)回転胴部、(3)排出部(液受器部)、の3つの部位に大別できます。
回転胴部が様々な形状・構造を取り、分離目的を合理的に達成しようとしているのはもちろんの事ですが、排出部も又分離した各成分をいかに連続的に、又は自動的に取り出すかに工夫が払われております。これは主に各物質の粘弾性的性質により、一様には取り出せないからです。
回転胴の構造に注目して分類したのが表1です。中欄には機能を、右端には分離対象となる液体混合物の組成を試験管モデルで示しました。底部の黒部分は沈殿固形分を現し、その液は液体成分です。

遠心分離機の分類

機能による分類

分離目的により機能を分類すると以下の通りです。

(1)清浄機(セパレーター)

重比重液と軽比重成分とに分離する機械です。
混合成分は、2成分に限定されませんが、分離は2相にしか分離することができません。
沈殿固形分の混入は許容されますが、これの取り出し方法を、人手によるか、回分自動排出か、連続排出かにより、又給液側の固形分濃度、回収固形分の目的濃度によって形式が異なります。

(2)静澄機(クラリファイヤー)

微粒子を懸濁する液を、静澄液と固形分とに分離する機械です。
高速で回転中の回転胴から、分離した固形分を取り出すのは、液体を取り出す程に容易ではありません。この、固形分を取り出す方法により形式が分かれます。
目的成分は液か固形物か、要求する液の清澄度は、固形分の濃度はいかほどか機種選択の基準となります。又、固形分の粘弾性的性質によっても取り出し方法を考慮しなければなりませんし、供給液の固形分濃度の選択の重要なポイントです。

(3)濃縮機(コンセントレーター)

懸濁固形分の濃縮回収を目的とするものです。
前期の清澄機もこの目的に用いられる例がありますが、高い固形分濃度を要求しない場合に、噴嘴式が主に用いられます。
清澄機の内でスクリューデカンターを除いては、固形分の回収は全て回分式ですが、ノズル(噴嘴)式は連続的に濃縮固形物を排出する特徴を有します。

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